脳内による、新しい情報伝達様式の発見。電気伝達、化学伝達、〇〇伝達!?(東京大学)

はじめに

2021年11月24日、東京大学の河西 春郎 教授、UCAR Hasan 特任助教らは、脳内にて新たな情報伝達様式を発見されたようです。

体内の情報伝達では、「電気伝達」、「化学伝達」があることは高校理科で学んだことがある人は多いと思います。

例えば、手足を動かすときに筋肉へ伝わっているのは「電気伝達」、神経細胞末端から神経伝達物質が他の細胞の受容体へ伝わる「化学伝達」があります。

しかし今回の研究結果で、上記2つの伝達方法とは全く別の伝達方法があることが分かりました!

その名は〇〇伝達!

今回新たに発見された伝達様式は、ずばり「力学伝達」です!

「力学伝達」 は他の伝達様式と違い、樹状突起スパイン(樹状突起から突き出ているもの)が増大し、シナプス前部(神経細胞末端)を物理的に押すことによって伝達物質を増強する効果を持つそうです。

さいごに

今回の研究結果により、知能の起源に関する理解が深まり、精神疾患の診断・治療法が開拓されると期待されるそうです。

今後の研究の発展を祈っています。

↓詳しく知りたい方は公式のHPをご覧頂ければと思います。

https://www.m.u-tokyo.ac.jp/news/press.html#20211125

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