国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、牛の胃の中で産生されるメタンを抑制するような新規の細菌種を発見しました。
牛やヤギなどの、食物を胃で消化した後に再び口へ戻して咀嚼するような「反すう動物」による、
ゲップから出るメタンの放出量が、全世界で年間約20億トン(CO2換算)と推定され、地球温暖化の原因の一つとされているそうです。
また、本来栄養となる物質が、栄養にならず、メタンとして体外に出ることで、エサから摂取したエネルギーの2~15%を失うことになるそうです。
知らなかった、、、
そこで、今回の研究結果により、体内でメタンを作るのではなく、栄養となるために作用する細菌種を発見しました。
このことにより将来、その細菌種を使ってゲップから出るメタンを減らし、地球温暖化を止めることに作用するかもしれませんね。
今後の展望が楽しみです!
↓詳しい内容は以下からご覧ください。
https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nilgs/144910.html